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岩手 釜石・大槌へ…その②

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日本共産党の無料青空市 
朝5時過ぎ、二階の窓を開けると、霧につつまれた遠野の朝の風景です。
遠野の朝
遠野から車で約40分、釜石市にある日本共産党の東部地区委員会に着きました。
右から二人目の方が、地区委員長の深沢さんです。
きのうの、深沢青年のお父さんです。
東部地区委員会は、釜石市、大槌町、遠野市を担当しています。
釜石東部地区委員会
昨夜到着した、松本市、大町市からの人たちといっしょに、こちらで、青空市の説明、注意事項など、ガイダンスをうけました。
日本共産党の「無料青空市」は、99カ所ある仮設住宅や、雇用促進住宅などをまわり、
週に5日開いています。
市街地のわりと大きな仮設住宅団地には、全国からいろんなボランティア団体などが入って支援物資も届いているけれど、小さな団地や、山の中の集落には、ほとんど手が届かず、
この共産党の青空市がとても喜ばれているそうです。
おもに仮設住宅などで青空市を開いてきたところ、
雇用促進住宅にもたくさん被災者の方々が入居しておられ、
「雇用促進でもやってよ」との要望があり、それに応えて今回の開催となりました。
青空市ビラ
事務所を出てから、釜石駅前を通り、商店街を通過。
商店街に残っている建物のほとんどが、2階までは津波で破壊された痕があり、壊滅状態です…。
商店街1
7月にも来た中山さんによると、瓦礫は少しかたづいてきたようだけれども、その他はほとんど変わっていないと。
7月に来たときには、まだ、駅前の信号機が復旧していなくて、手信号だったそうです。
いまは信号機は動いていました。
仮設住宅。
仮設時住宅
車から、青い海が!!
今日はこんなに静かで美しい海が、あの日大津波に…、と思うと、とても複雑です。
青い海!
今日の会場の雇用促進住宅に着きました。
雇用促進住宅
隣には県営住宅もあり、近くの川沿いには仮設住宅もあります。
わずかな平地を利用するように、あちこちに仮設が建てられています。
青空市の準備です。
団地の中庭に、まずブルーシートをひろげ、
入り口から、米、野菜、洗剤、ティッシュ、食器、衣類など、並べていきます。
中山さんは米・野菜、私は衣類や毛布や湯たんぽの担当です。
米、野菜
上越の阿部さんから、挨拶をして、10時半に青空市開始。
昨日のうちにお知らせのビラが入っているので、たくさんの方が開始前からおいでになり、
列をつくって待っていただきました。
青空市開会あいさつ
富山から、みなさんの募金で、アニマル湯たんぽ105個持っていきました。
この湯たんぽ、みなさんに「かわいい~」と好評でした。
2個3個と持っていこうとする方が続出でしたが、
一人でも多くの方にお届けしなければいけないので、申し訳ないですがお一人一つずつとさせていただきました。
最近、急に寒くなってきたので、安全な暖房具や毛布、
冬物衣料などがほんとうに必要なんだな…。
アニマル湯たんぽ青空市にて
ご寄付いただいた商品券もあったので、富山大和で女性用靴下を32足購入。
元富山市議の堀口清子さんが、靴下選びにつきあってくれました。
「足もとを華やかに」と、できるだけ明るい感じの、花柄、蝶柄、フルーツ柄などのデザインの靴下を選びました。
これもみなさん喜んで持っていっていただけました。
大和の靴下
寒くなってきたので、毛布や電気毛布がとても喜ばれ、あっという間になくなりました。
杖をついて出てこられたおばあちゃんは、
「寒くなってきたから秋物冬物着ようと思ったら、(津波で流されて)なにもないのね…」とつぶやかれました。
少しの時間でしたが、津波ですべて流された方々の生活に直にふれ、ほんとうに胸が痛みました。
青空市全景
青空市が終わり、後片付けをしていたところ、
さきほど青空市に来ておられた60歳前後の男性が、冷たいお茶を私たちの人数分買って、
「ありがとう」と言って差し入れにもってきてくださいました。
こちら、一同、恐縮! かえってありがとうございます。
いい天気になり、暑かったので、いただいた冷たいお茶、たいへんおいしかったです。
その男性は、観光バスの運転手をされていたそうですが、津波で家も仕事も失いました。
雇用促進住宅への入居は、6ヶ月の期限が延長され、それでも2年までとされているそうです。
でも、2年経ったって、家を建てたりできる人はどれだけいるのでしょうか。
期限を切られて、安心して暮らせるでしょうか。
落ち着いて暮らせるように、国は責任を果たすべきだと、腹の底が煮えくり返る思いがしました。
また、その方は、「釜石東中学校のすぐ下まで、田んぼは塩水に浸かっている」と話され、
私たちが、「ああ、あの中学生が率先して避難してみんなで助かった釜石東中学校ですね!」と言うと、
「そうだ、中学生が逃げるの見てたんだ、んで、避難場所まで行ったけども、中学生が『だめだーっ』『もっと上だー』って言って、もっと上まで逃げたんだ」「後ろを見たら、あっちからもこっちからも家が流れてきてた」と、
ときどき目が赤くなり、つまりながらも、話してくださいました。
午後から被災地を見に行き、その釜石東中学校と、鵜住居小学校のあった地区も通りました。
つらい思いをされたのに、思い出し、お話を聞かせてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございます。

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