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12月定例会 一般質問

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                        2013.12.16 (mon.)
12月定例会一般質問            日本共産党 赤星ゆかり

1、国の社会保障政策と富山市の福祉等について
 消費税の大増税とセットでの社会保障の連続改悪など、国政の動きに対して、富山市が、市民生活を守る立場に立った政策が、ますます求められています。 
(1)生活保護の切り捨てと就学援助への影響
 今年8月からの生活保護基準引き下げに連動し、就学援助の所得基準も下がり、来年度から一部で受けられなくなることが心配されています。
① このままいくと、来年度から受給できなくなる世帯数はどれだけか、答弁をお願いします。
② 富山市の支給基準は最低生活費の1.2倍未満、これを見直し、これまで受給していた世帯が漏れることのないよう対応が必要です。見解を伺います。

(2)介護保険について
 厚労省の社会保障審議会の介護保険部会が示した「意見書案」には、手当たり次第の給付減と負担増が盛り込まれています。国の責任を後退させ、利用者、家族、介護労働者に重い負担と痛みを強いる「意見書案」には部会の委員からも、異論が出ています。
 その中で、「要支援1、2」の利用者を、国基準の介護保険給付から全面的に切り離し、市町村事業に「丸投げ」する全面改悪は、国民の批判と運動の広がりで断念したものの、要支援者の約6割150万人が利用する、命綱の訪問介護と通所介護を、市町村事業に移す方針は撤回されていません。事業費には上限を設けるなど厳しく利用を抑え込もうとしています。
③ 要支援者の国基準のサービス切り離し、訪問介護と通所介護の市町村事業への丸投げ方針の断念を、国に強く働きかけることを求め、見解を伺います。

(3)子ども医療費助成の拡充
 市長は、子ども医療費の通院費助成中3まで拡大検討と表明され、私たちはこれを歓迎しています。しかし、小学生以上の通院費は、月1000円まで自己負担から、一率1割負担に見直すというのは疑問です。
④ 子どものアトピーや歯科や耳鼻科や眼科など通院はいろいろあり、慢性疾患などで、毎月多額の通院費がかかる場合もあります。「一律1割」で負担増になる影響は試算されていますか? 答弁を求めます。

 県内の他の自治体では、窓口無料化の流れです。両隣の射水市・滑川市も入通院とも、中3まで、所得制限無しで窓口無料です。手持ちのお金の心配がない安心感と、払い戻しの申請手続きの負担も軽減することが、保護者の立場に立った子育て支援ではないでしょうか。
⑤ 通院費助成は自己負担「一率1割」とせず、中3まで、所得制限なしで窓口無料にされることを改めて求め、見解を伺います。

(4)民生委員について
 民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める無給の公務員として、ほんとうに重要な仕事を担ってくださっています。
 富山市の定数は877人ですが、世帯数が増えた3校区で1名ずつ増員されたかわりに、他の2校区で主任児童委員が1人ずつ、1地区で民生委員が1人減らされました。
⑥ 定数の枠内で増減するのではなく、定数そのものを増やすことが求められているのではないのですか。見解を伺います。

 今月から、3年間の新しい任期が始まりました。民生委員の方々は意欲と責任感、誇りを持って務めておられ、任期満了を迎えるときには、当然、次期についてのご本人の意志も、確認して推薦されているものと考えます。
 ところがこういう事例をお聞きしました。ある地域で、民生委員2期目の方が、弱者の命を守っているという情熱を持って3期までがんばろうと思っていた、ところが本人に打診もなく、準備会において「他の人が手を挙げたから」という理由で、本人が知らない間に、別な人に決まっていた、と。後日、この「手を挙げた」といわれる方は「私は手を挙げていない、頼まれたから」ということです。
 どの地区でも「なかなかなり手がいない」といわれる中で、意欲も実績もある方が、本人の意志の確認もなく、推薦されなかったことで、「あの人は何かあったのでは」という風評にさらされるのではないかと、名誉にかかわる問題でもあり、非常に心配されています。たいへん残念なことです。
⑦ 公職である民生委員の、市全体の、推薦の仕組みのあり方として、民主的な方法と透明性担保が求められているのではないでしょうか。各地域での推薦の経緯について、市はどのように認識しておられますか? 見解を伺います。

2、まちづくりと交通政策等について
(1)市街地再開発事業について

 5つの市街地再開発事業が進められています。多額の補助金を必要とし、市民の大きな負担を伴う事業です。
 永年、商店街を盛り立ててきた商業者の多くが、再開発を機に商売をやめ、テナントの大家さんになったり、転出してしまう、大規模な再開発をしても、歴史ある商店街自体が衰退、ということではいけないと思います。
 住民や市民のニーズに応えるしっかりとしたコンセプトがないと、商業と消費全体縮小の中で、成功はたいへん難しく、また、地権者が再開発後のビルに再入居する場合、共益費や共同の販売促進費などを含め、月坪当たりの売り上げがかなりないと、商売の継続が難しくなり撤退して行ったCiCビル破綻の教訓などから、じゅうぶん学び、理解したうえで判断されているのか。
⑧ 市は、大規模な再開発で活性化をと考える地権者・商業者のみなさんには、リスクも含めてよく相談に乗り、大規模な再開発に頼らない活性化の方法もつねに力を入れながら、指導する立場が必要です。どのような関わり方をされているのか、伺います。

(2)地鉄不二越上滝線について
 地鉄不二越上滝線の利用を増やし活性化させようとの、住民のみなさんの様々な取り組みに対し、敬意を表します。朝菜町駅、上堀駅のアクセス改善は、沿線に住宅が多く、住民・利用者の安全確保からも、電車の利用者を増やすためにも、1日も早い実現が待たれています。
⑨ 市が測量を行なわれてから、もうすぐ2年が経とうとしていますが、検討状況、支障はあるのか、打開策について、見解を伺います。

(3)街路樹について
 街を美しく彩る街路樹ですが、プラタナスやイチョウの木の路線では落ち葉が多く、落ち葉が大量に側溝に詰まり、大雨で溢れるので住民が苦労して大掃除した、たいへん困っている、というお声もお聴きしています。市がちゃんと公共事業として手入れを強化すべきと思いますが、
⑩ こうした路線では、今後、住民とよく話し合いながら、樹種の変更、植え替えなども必要なのではないでしょうか。見解を伺います。

3、安全で美味しい学校給食と食育について
 この間、学校給食への異物混入事件が相次いだことは、ほんとうに残念でなりません。原因究明と再発防止に期待します。
(1)和食が無形文化遺産に!
 今月4日、「和食─日本人の伝統的な食文化」の、ユネスコ無形文化遺産登録が決まりました。たいへん素晴らしいことです。和食の特徴は、豊かな自然からとれる新鮮で多様な食材と、その持ち味の尊重、自然のだしの旨味を活かして、栄養バランスのとれた健康的な食生活という、優れた食文化です。
 いま、子どもたちの食卓は洋食が中心になり、家庭でもカレーやパスタなど食事の「ワンディッシュ化」、お米に煮物やお味噌汁を合わせた「一汁三菜」が失われつつある、ここでも学校給食の役割は重要です。
⑪ 給食における、和食の食育充実について、見解を伺います。

 現在、富山市の米飯給食は週3.5回ですが、県内では入善町が週5回、黒部市、小矢部市などで週4回となっています。
 給食がごはんでない日は、1日に一度もお米のごはんを口にしない子もいるのではないでしょうか。 
⑫ 食育と、米消費拡大のためにも、米飯給食の回数をさらに増やされたい。見解をうかがいます。

(2)富山市の学校給食…食器が!!!
 ところで、器も和食の重要な要素であり、我が国の誇るべき文化です。器によって食欲も違い、手に持って食べる習慣を身につけるにも、お茶碗に「糸底」があることが大事です。落としたら割れる、だから大事に扱う、給食もできるだけ家庭と同じ陶磁器が理想的です。
 富山市の食器は、ポリプロピレン製で、ごはん用の食器で比較しますと、クリーム色の“飯椀”が、小学生用、メーカーカタログで1個240円。50年以上前からある、もっとも安価なものです。せっかくの富山県産コシヒカリのごはんを、この食器とはいかがなものでしょうか。
 県内自治体では、いちばん多いのはPEN(ポリエチレン・ナフタレート)樹脂製で、1個1100円ぐらい。砺波市は「強化磁器」に市の花チューリップと散居村のカイニョの絵をプリントしたもの、高岡市はポリプロピレン製700円ぐらいの器にカタカゴの花のプリント、ほかに高岡漆器のお盆や丼なども一部用意されています。
⑬ 富山市の給食の食器の現状について、市長の感想をお聞かせください。
⑭ 富山市の歴史・風土・文化を感じられるオリジナリティも考慮し、子どもたちがよりおいしく食べられるよう、また、和食文化継承にふさわしく、給食食器の根本的グレードアップを提案し、答弁を求めます。

(3)単独校調理場これ以上の民間委託の中止を!
 正規職員の学校給食調理員数は、合併後の231人から、8年間で139人まで減少しています。このまま正規の採用をせず民間委託の拡大では、技術の継承も難しくなります。
⑮ 単独校調理場の調理洗浄業務 民間委託「基本方針」の「5年で15校」を実施すると、正規調理員は何人まで減少ですか?
⑯ 民間委託拡大をやめ、正規調理員を確保し、安定した給食現場をつくるべきです。答弁を求めて質問を終わります。

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